【おなかぽっこりのなおし方】見た目で悩むその原因は反り腰にあり!?

「食事制限をしているのにお腹がぽっこり出ている」
「普段から運動をしているのに、お尻の形が気になってしまう」

そんな悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?一生懸命やってるのになかなか報われないと辛いですよね。

もしかしたら、その原因は食事や運動量ではなくて「反り腰」にあるのかもしれません。実は反り腰は見た目に関して様々な影響を与える可能性があります。

そこで今回は反り腰が見た目に及ぼす影響や、ご自身でできる反り腰を治すためのエクササイズの方法をお伝えします。

目次

反り腰は骨盤の前傾が原因!

まずは反り腰になってしまうメカニズムを知っておきましょう。反り腰は骨盤の前傾が原因で起こります。

骨盤の上にある背骨は、骨盤の動きによって影響を受けます。本来であれば、背骨は自然なS字カーブを描きますが、骨盤が前に傾く角度が大きくなると、背骨の腰の辺りから反りが強くなってしまいます。

反り腰は、腰回りや股関節周りの筋力や柔軟性のアンバランスさや、普段の姿勢の悪さが原因で起こります。

また、ハイヒールを履くことで、前に体重がかかるため、傾いた姿勢を元に戻そうとして、反り腰になってしまうこともあります。

特に姿勢はなかなか自分では意識しにくく、知らないうちに悪い姿勢が癖づいてしまうことも
あるので、注意が必要です。

反り腰が見た目に与える影響

ここからは反り腰が見た目に与える影響について見ていきます。もしかしたら、ご自身に当てはまるものがあるかもしれませんので、チェックして見てください。

①ぽっこりお腹

反り腰になることで、ぽっこりとお腹が出てしまうことがあります。反り腰は背中や腰回りの筋肉が緊張し、働きすぎてしまっていることが多いです。これがなぜぽっこりお腹に繋がるのでしょうか。

それは、「背中の筋肉が緊張することで、お腹の筋肉に力が入れづらくなるから」です。

体の特徴として、ある筋肉が過度に緊張していたり、働きすぎているとその反対の動きをする筋肉が緩んでしまったり、働きにくくなることがあります。

反り腰の場合ですと、腰や背中を反らせる筋肉が緊張しているため、反対にあるお腹周りの筋肉が働きにくくなるというわけです。

お腹周りの筋肉には腹圧を高め、お腹をへこませる作用もありますので、これがうまく働いてくれないとぽっこりお腹に繋がることになります。

実際、お腹の力を抜いてもらうとぽこっとお腹が出てしまいますよね。これが反り腰の方の場合、より顕著に出てしまうというわけです。

②お尻が突き出る

また、反り腰の方の場合、お尻が突き出てしまうことも多いです。

反り腰は、骨盤の前傾が原因だとお伝えしましたが、骨盤が前に傾くことで、お尻が突き出た状態になります。

中には、お尻が突き出た状態がいいという方もいるかもしれません。しかし、既にお伝えしたように、反り腰の状態はぽっこりお腹になりやすいです。

また、常に背中の筋肉が緊張している状態ですと、腰への負担が増えてしまい、腰痛なども引き起こしかねません。

長い目で考えると、反り腰は改善していったほうがいいでしょう。

③お尻が垂れる

反り腰になると、お尻が垂れてしまうこともあります。

「えっ?反り腰ってお尻が突き出るんじゃないの?垂れるってどういうこと?」と思った方もいるでしょう。これも、筋肉の働きがアンバランスになることで起こります。

既にお伝えしたように、反り腰は骨盤の前傾が原因で起こります。この際、太ももの前側の筋肉の緊張によって、骨盤が前に引っ張られてしまいます。

太ももの前側が緊張していると、反対の働きをする筋肉。つまり、太ももの裏側やお尻の筋肉が働きづらくなってしまうんです。

すると、お尻に力が入りづらくなり、お尻が垂れてしまうというわけです。

④太ももが太くなる

反り腰の方の場合、太ももが太くなることもあります。

これも既にお伝えしましたが、骨盤の前傾は太ももの前側の筋肉の緊張も関係しています。

この場合、太ももの前側の筋肉が働きすぎていると考えられます。

つまり、反り腰の方の場合「常に太ももの前側が働きすぎている状態で日常生活を送っている」と言えるわけです。

それが当たり前になってしまっているんですね。

この状態で、「足を細くしたいから運動しよう」と頑張っても、効果が出るどころか逆効果になることもあります。

むしろ、より太ももの前側を使ってしまい、反り腰も強くなるという悪循環になってしまう可能性があるというわけです。

もし、食事をコントロールしたり、運動を一生懸命しているのに、太ももがなかなか細くならな
いという場合、反り腰の可能性も考えてみてください。

反り腰を治すエクササイズ

ここからは反り腰を治すためのエクササイズを紹介します。

ご自宅でできるものばかりですので、ぜひ参考にしてみてください。

①四つん這いでお腹引き締め

一つ目は四つん這いで行うエクササイズです。反り腰になるとあまり働かせられないお腹の筋肉を使う感覚を掴んでいきます。

①四つん這いで、姿勢は真っ直ぐ。腕と脚はまっすぐ垂直の位置に置く
②息を吐きながら、下っ腹に力を入れてお腹をへこます
③内臓がだらーんと落ちるように、お腹の力を抜く

お腹に力を入れる時は、内臓を引っ込めるように意識するのがポイントです。呼吸を止めない
ように注意しましょう。

動画はこちら!
四つん這いでお腹引き締め

②仰向けキープ

このエクササイズでは、仰向けの状態で前傾した骨盤を後傾させる感覚や、お腹周りを引きしめる感覚を掴んでいきます。

①仰向けで膝を曲げたまま両脚を挙げ、両手を伸ばして肩甲骨を挙げる
②手の甲が膝の方を向くように、腕をねじる
③お尻を少し浮かして骨盤を後傾させる
④お尻と肩甲骨を浮かせた状態で呼吸を10回行う
お腹を締めることを意識するのがポイント。

注意点はお尻を浮かせた際に、背中まで浮かせないことと、肩がすくまないことです。

動画はこちら!
仰向けキープ

③たまごころり

反り腰の方の場合、背中の緊張とともに肋骨が開いてしまっていることも多いです。

このエクササイズでは背中の緊張を緩めるとともに、働きにくくなっているお腹の筋肉を使っていきます。


①膝を曲げた状態で座る。この時、両手は膝に置く
②おへそを見るようにして背中を丸める
③その状態で後ろに体を倒して、背中がついたら元に位置まで戻る
④③を連続で繰り返す

たまごをイメージしてころころと倒れたり、起き上がったりするのがポイントです。また、起き上
がる時はお腹の力を使っていきます。30秒を目安に行っていきましょう。

動画はこちら!
たまごころり

④逆腹筋

最後に紹介するのは逆腹筋というエクササイズ。腹筋をしっかり使って、骨盤の後傾や背中を丸める感覚や、動きを出していきます。

これまでの種目よりも難易度は高めなので、最初はできなくても大丈夫です。

①仰向けで膝を曲げた状態で、脚を持ち上げる
②さらに脚を持ち上げていき、背中を浮かせていく
③背中を浮かせた状態でキープ
④下すスピードをコントロールし、背中を丸めながらお尻がつくまで脚を下ろしていく

下すときに、背骨を一つ一つ床につけるように意識をしてみましょう。

また、背中が浮かないからといって、反動を使ったり無理やりは挙げないようにしましょう。

力が入りやすい種目ですので首も痛めないように注意します。

10回を目安に行ってみてください。

動画はこちら!
逆腹筋

最後に

今回は反り腰が原因で見た目に及ぼす影響や、反り腰を治すためのエクササイズをご紹介しました。

反り腰が見た目の色々な部分に影響を与えていることを知っていただけたかと思います。

今回ご紹介した以外にも、様々なエクササイズを紹介していきますので、そちらもぜひ参考にしてみてください。

また、エクササイズについては動画にもしてありますので、正確な動きを知りたいという方はそちらもチェックしてみてくださいね!

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