膝下O脚と扁平足の原因は足のこの筋肉にあり!後脛骨筋のエクササイズ
膝下O脚が気になって、自分でマッサージをしたり、整体に行ってその場では良くなった気がしても、なかなかよくならない方もいるのではないでしょうか。
膝下O脚と偏平足と後脛骨筋
膝下O脚にはいくつか原因がありますが、もしかするとその原因は後脛骨筋という筋肉の筋力低下とそれに伴う扁平足によるものかもしれません。
そこで、今回は扁平足の改善と、膝下O脚の改善に役立つ足のトレーニングを紹介します。
特に扁平足気味で、膝下O脚にお悩みの方は参考にしてみてください。
膝下O脚改善のために鍛える筋肉
今回鍛える筋肉は後脛骨筋(こうけいこつきん)という筋肉です。
ご存じない方も多いかもしれませんが、とても大事な役割を果たしています。
後脛骨筋は脛骨と腓骨と骨幹膜から、足の底の内側につく筋肉です。
この筋肉が弱くなると扁平足になります。
扁平足は足の内側の縦アーチ(土踏まず)が潰れている状態ですが、後脛骨筋はこのアーチを保持してくれるのです。
扁平足と膝下O脚の関係
扁平足になると、膝関節が外側に捻じれるストレスがかかりやすくなります。
足のアーチは荷重をした際に、クッションの役割を果たしてくれます。
ところが扁平足になるとクッションがなくなり衝撃を吸収できず、足や膝、股関節などに過度なストレスがかかってしまいます。
また扁平足の場合、足が内側に倒れやすくなります。
実際、立った状態で足を内側に倒していただくと、それに伴って膝の位置と脛の骨にズレやねじれが生じるのがわかるかと思います。
こうした理由で扁平足の状態で立ったり歩いたりといった日常動作を繰り返すと、特定の部分に負荷がかかり、捻じれがでてくる可能性があるというわけです。
後脛骨筋のエクササイズ
ここからは実際に後脛骨筋のエクササイズを紹介します。
- 長座になる
- 片足を反対の脛にのせる
- つま先を下げられるところまで下げる
- 親指を軽く握る
- 斜め下方向(親指側)にねじる
- 足裏で脛を上下させる
足の指の内側や、脛の内側が使われていることを確認しながら行ってみてください。
目安は10回×2セットです。
終わったら反対の足もやっていきます。
まとめ
今回は後脛骨筋が働かないことが原因と考えられる扁平足と、膝下O脚の改善に役立つエクササイズを紹介しました。
膝下O脚には様々な要因が考えられますが、既にお伝えしたように後脛骨筋の筋力低下とそれに伴う扁平足が原因の可能性もあります。
もし、ご自身が扁平足気味で膝下O脚という方は、ぜひ今回紹介したエクササイズを試してみてください。